1997年6月の筑駒音楽祭直前にオープンした闇駒(YAMIKOMA)は、2022年の今年、創設25周年を迎えました。
HTMLベースで制作されていたサイトは、今ではWordPressベースで稼働する現代的な仕様となり、WEBサイト以上にSNSでの発信に重きを置いていますが、生徒の取り組みにフォーカスを当てていく基本スタイルは1997年当初から変わっていません。
生徒の皆さんとも連携を取りながら、リアルな場面で活動をサポートすることも、近年ではより拡大しています。きっと今後も、生徒、教職員、保護者の皆様や校外の協力者の方々にお世話になることもあろうかと思います。
ご迷惑になることもあろうかと思いますが、引き続き闇駒をご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
オープン当初のYAMIKOMAの姿
1997年6月にスタートした闇駒は、当初から楽曲データの公開を行っていました。
しかしながら、当時mp3フォーマットは一般的ではありません。また自宅の通信環境も非常に低速で、アナログモデムからダイヤルアップ接続を行う形式が一般的でした。大学へ行かないと、インターネットの常時接続は難しいという時代でした。
そこで闇駒では、米リアルネットワークス社が提供する高圧縮の音楽フォーマットであるRealAudioや、ヤマハの開発したSoundVQ形式の音楽ファイルを掲載し、低速環境でもより高音質の楽曲を楽しめるような工夫をしていました。
以下の画面キャプチャは1997年当時の結果を2000年頃のサイトフォーマットで作り直したもので、97年当時のままではありませんが、HTMLのテーブルタグを使って形を整える手法がいかにも「古のインターネット」らしいですね。
1990年代後半から2000年前半まで、全体にポップス系の楽曲が音楽祭では人気でした。例えば、2000年と2003年に「Lion King」メドレーを歌ったクラスが高校最優秀賞を獲得しています。
(ちなみに、その後同曲を歌ったクラスに対して、審査員として新たに着任した内藤綾子先生から、「合唱向きではない」とはっきり言われてしまうという一幕もありました。)
実は当時の記事内容のHTMLファイルや画像データはそのまま残っており、HTMLベースで参照することが可能です。今後折を見て、一昔前の筑駒の姿をご紹介できればと思います。
サイトのバージョンアップの歴史はこちらの記事をご参照ください!