2022年10月30日(日)、3日間の開催日程を終えて、第71回筑駒文化祭「廻天」が閉幕しました。
過去2回の文化祭とは異なり、招待不要の事前申し込み制を採用。多くの一般の来場者の方が足を運んでいました。1日あたり4000人の上限人数を設けていましたが、長い時間滞在される方が多かったからか、コロナ禍の前までと変わらない賑わいであったように感じます。
また、中学高校のホームルームでは事前の入場整理券を配布する形で、混雑回避の仕組みを取り入れる団体が多くありました。来場者にとっても、行列で待たずにスムーズに企画を回れることで、充実した文化祭となったのではないでしょうか。
来場者向けの食品提供が復活し、声出しのイベントも増えるなど元の筑駒文化祭のスタイルに戻っている様子がうかがえました。入場ゲートの裏側には 「#おかえり筑駒文化祭」と書かれていましたが、いつもの筑駒文化祭が帰ってきた印象です。
さらに、コロナ禍を通じてこれまでの運営方法を見直す機会が多くあったからか、新しい取り組みが各団体で多く見られ、いずれも高い完成度でした。
コロナ禍での制約をバネにして、一気に飛躍していく様子がみられた2022年筑駒文化祭。この経験が生徒の皆さんにとっても、重要な学びとなっていることでしょう。文化祭に限らない色々な面で、今後の成果を期待したいです。